ごあいさつ

一般社団法人 ハレルワ 代表理事

間々田 久渚

令和になって、LGBTQに関する書籍や映像、メディア報道はますます増えてきました。セクシュアリティの悩みを抱える子どもたちは、早い段階で情報にたどり着く事ができ、SNSで同じ悩みを持つ仲間と繋がれるようになりました。私自身が悩んでいた子ども時代、こうした言葉を知る機会はありませんでした。時代は確実に変わってきていると実感します。

しかし、このような時代でも、セクシュアリティによって、無視や仲間はずれなどのいじめや差別を受けたり、悩みを心の内に秘めていたり、親や教師に伝えても理解を得られずに家や学校が安全ではない状態の子どもたちも、まだたくさん居ます。LGBTQという言葉は社会に広まったものの、教育、その先の就労・法律・医療・福祉など社会のあらゆる場面で解消していかなければならない課題があるのです。こうした課題は、LGBTQ当事者たちだけが声を上げたのではなかなか変わりません。

「それっておかしいよね」「私はLGBTQの味方だよ」
そのように思ってくれた方は、ぜひ共に声を上げてほしいです。
調べてみたり、LGBTQのニュースについて身近な人と話したり、SNSでシェアしてみたり、できることからでよいです。一緒に変えていきましょう。

今、つらい気持ちでいる人へ
ひとりじゃないよ。大丈夫。ここには居場所があります。
あなたらしく生きるために、少しずつ、一緒に進んでいきましょう。

群馬はすでに虹色である
私は子ども時代、つらい出来事もあって、将来は群馬を出て、誰も過去の自分を知らない所に行かなければ生きていけないと思っていました。でも、今は群馬にずっと居て良かったと感じます。
それは、カミングアウトした私の気持ちを受け止め、時に理不尽な言動から守ってくれた友人たちの存在や、ハレルワの代表となった今、共に動き、応援してくれるたくさんの人と出会うことができたからです。
あるとき、プライドパレードのプラカードに書く言葉を考えていると、「こんなにたくさんの仲間が居るんだから、“群馬を虹色に変えよう”ではなく、“群馬はすでに虹色”じゃん」と言ってくれた方がいました。
それからは「群馬はすでに虹色である」この言葉がハレルワのスローガンです。
この言葉と共に、一緒に虹色の輪を広げていきましょう!